ヒトメディア ソーシャルコマースサービス”Fancy”に出資
株式会社ヒトメディア(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:森田正康)と株式会社インスパイア(本社:東京都港区、代表取締役社長:高槻亮輔)は、米国最大級のソーシャルコマースサービス”Fancy”(http://fancy.com )を展開する、Thing Daemon, Inc.(本社:米国、CEO Joseph Einhorn)が実施した総額約60億円の第三者割当増資の一部を引き受け、出資を完了しました。
世界1000万人のユーザーを抱えるソーシャルコマースFancy
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの普及を経て、オンライン上の消費者同士のコミュニケーションをダイレクトに購買に結びつけるソーシャルコマースに注目が集まりつつあります。また世界中のオンライン上の消費者が価値の高いプロダクツやサービスを相互共有する中にあって、日本の優れた製造技術とアニメや漫画等の意匠を取り入れた工業製品や長い歴史的背景を有する伝統工芸品に高い価値を認め購入する人々が海外にこそ増えてきています。
Fancyは、クラウドキュレーションによってカタログ化された自動車や家具からガジェットに至るまで、品質及びデザイン性に優れた世界中の魅力的な製品情報と価格を含めた購買情報を、User Interfaceに優れたウェブサイトで提供しています。更に、Fancyのユーザ同士のコミュニケーションにゲーミフィケーション的要素を取り入れることでサービス利用度を高めることにも成功しています。
Fancyは、アメリカ合衆国を中心に既に世界で1000万人以上のユーザを抱えており、レディー・ガガやジャスティン・ビーバー、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグなどの著名セレブも数多く利用しています。これらの著名人がキュレーターとして特別に参加して毎月様々なFancy商品をお届けする「Fancy Box」サービスが人気を博しています。
伊勢丹☓Fancy
ヒトメディアとインスパイアは今回の出資に伴う、Fancyのさらなる価値創出の最初のアクションとして、株式会社三越伊勢丹ホールディングスとのコラボレーションをアレンジ致しました。伝統を重んじながらも新たなライフスタイルの提案を牽引する伊勢丹をFancyの日本における最適なパートナーと考え、Fancyが有する世界中のロイヤルカスタマーに『Fancyを通じた日本からの価値』を提供してまいります。
Fancyのソーシャルコマース・プラットフォームを活用し、世界中に『日本からの価値』を再提案するため、今後はヒトメディアのシステム開発と翻訳のノウハウを活かし、Fancyの価値向上に向け、積極的に支援を実施して参ります。